2012.09.10更新
日本人のがん死亡が増えてきているご存じのとおりです。厚生労働省の統計によれば、2030年代には2人に1人ががんになるとされています。現在は約3人に1人が、がんです。予防が第一です。各臓器別のがんの精密検査は、画像や細胞診の検査が中心でですが、アミノインデックスなどの血液検査も有用です。
投稿者: 二子玉川メディカルクリニック
2012.09.05更新
大腸がんは増加傾向にあります。健診としては便潜血反応検査が主流です。この検査は有効で大腸がんによる死亡率の減少効果に寄与しています。一般的に、便潜血が陽性反応であった場合に、大腸カメラを行い、大腸がんが存在する確率は7%程度です。一方、がんの芽であるポリープが存在する確率は50%程です。もちろんすべてのポリープが、がんになる訳ではありませんが、カメラで早期に見つかるものです。更に最近は形状が平坦な大腸がんも発見されており、便潜血反応では感知されにくいとされていますので、やはり大腸がんの早期発見及びがんの芽を早く摘み取るには、大腸カメラが一番有効です。
投稿者: 二子玉川メディカルクリニック
2012.09.02更新
9月1日(土)に当院で脂質異常症の'第4回にこたま健康講座'を開催致しました。多くの方にご参加頂きましてありがとうございました。この度、2012の脂質異常症の診断・治療のガイドラインの改定がありまして、幾つかの変更点がありご提示させて頂きました。また糖尿病や高血圧等と合わせて生活習慣病の重要な要素であり、出席された皆様も熱心に聴講され、議論も活発でした。今後も定期的に院内勉強会を開催させて頂く予定です。
投稿者: 二子玉川メディカルクリニック
2012.08.29更新
血圧は、心臓から血液が全身を循環するために必要な圧力です。収縮期血圧 (最大血圧)は心臓が収縮して血液を押し出すときの血管内の圧力です。また拡張期血圧 (最小血圧)は心臓が拡張して血液が心臓に戻るときの血管内の圧力です。高血圧は一般的に自覚症状はありませんが、動脈硬化が進み血管がもろくなると、脳卒中・心臓病・腎臓病・網膜の障害(眼底出血)など様々な合併症が発生してくることがあります。高血圧症の治療は、これらの合併症の予防が目的です。減量や減塩といった日頃の生活習慣を見直し、必ず医師の指導をお受けください。また、血圧値は、その日の体調やストレスなどで変動します。一度の測定だけで判断せず、定期的に測定することが重要です。
投稿者: 二子玉川メディカルクリニック
2012.08.25更新
生活習慣病は、初期の状態では自覚症状がほとんどありません。このため、気がつかないうちに動脈硬化などの病気が進行し、突然に、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすことがあります。一方、健康診断の受診は疾病の早期発見・早期治療に役立ちます。生活習慣を見直し、病気を予防するチャンスになります。また毎年受診することにより個人のデータが蓄積され、経年変化が把握できます。自分の健康状態がわかり、健康づくりへの意識が高まります。せっかく健康診断を受診したら、健康診断を受診しただけで安心してしまう方がいますが、受けっぱなしでは意味がありません。まず検査結果をドクターに面談しお聞きになられて、検査結果を見て、問題があれば、食事・生活習慣を見直し、再検査・経過観察・治療を受けるなど、指示に従いましょう。企業の産業医の先生にご相談も活用されるのも有効と思います。
投稿者: 二子玉川メディカルクリニック
2012.08.22更新
全ての労働者に対して雇入れ時に必ず行う健康診断です。就職の採用決定後に行われるものであり、採用の可否のために、法令の根拠なく事業者独自の判断で任意に行われている採用選考時の健康診断とは異なります。入社後の間もない時期に定期健康診断が行われるからと言って、雇入れ時の健康診断を省略してはいけません。むしろ1年以内であれば定期健康診断の省略は可能です。
投稿者: 二子玉川メディカルクリニック
2012.08.22更新
前回,がんリスクスクリーニングのアミノ酸の測定をお話しましたが,現在の日本のがん検診の受診率は20~30%程度言われています。欧米の70%程度に比べると低いです。近い将来2人に1人が,がんになる時代です。がんとは言え早期発見できれば治る時代です。受診率低下の原因は、様々だと思いますが,検査を受けるわずらわしさや時間的のももあると思います。アミノインデックスは採血だけで検査ができますので簡単に検査が可能です。
投稿者: 二子玉川メディカルクリニック
2012.08.15更新
まだまだ暑い日が続きますが、熱中症にご注意して下さい。酷暑環境下で作業をしていなくても急に体調不良が生じた場合は熱中症の疑いがあります。熱発、倦怠感に加えて、下痢や腹痛もないのに嘔気、嘔吐の症状や筋肉痛などの症状もご注意です。塩分を含んだ水分補給をしてください(水1リットルに対して塩分1~2グラム相当です。)
投稿者: 二子玉川メディカルクリニック
2012.08.11更新
ご存じのように日本人の疾患別死亡原因の第一位はがんです。増加傾向にあり、近い将来2人に1人ががんになるとされています。今日本は高齢化社会で社会保障費の問題がありますが、早期発見および早期治療が個人の健康維持のためだけでなく、結果的には医療費の削減につながっていきますので、ぜひ定期的ながん検診の受診をお勧めします。当院では、より精度の高い胃大腸の内視鏡健診をルーチンで取り入れています。一方、最近の進歩である血中のアミノ酸測定による各種がん検診を行っております。ぜひご利用して下さい。
投稿者: 二子玉川メディカルクリニック
2012.08.08更新
これから健康に関する情報を不定期ではありますがアップして参ります。宜しくお願い致します。
投稿者: 二子玉川メディカルクリニック