生活習慣病は、初期の状態では自覚症状がほとんどありません。このため、気がつかないうちに動脈硬化などの病気が進行し、突然に、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすことがあります。一方、健康診断の受診は疾病の早期発見・早期治療に役立ちます。生活習慣を見直し、病気を予防するチャンスになります。また毎年受診することにより個人のデータが蓄積され、経年変化が把握できます。自分の健康状態がわかり、健康づくりへの意識が高まります。せっかく健康診断を受診したら、健康診断を受診しただけで安心してしまう方がいますが、受けっぱなしでは意味がありません。まず検査結果をドクターに面談しお聞きになられて、検査結果を見て、問題があれば、食事・生活習慣を見直し、再検査・経過観察・治療を受けるなど、指示に従いましょう。企業の産業医の先生にご相談も活用されるのも有効と思います。
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