本日は血液検査のご案内をさせていただきます。
Prodrome-PAC(プロドローム・ピーエーシー)とは膵臓がんのリスクを調べる血液検査で、
膵臓がん患者の血中で特異的に減少する6種類の長鎖脂肪酸“PCファミリー”を測定し、
膵臓がんのリスクを判別しています。
膵臓がんによる死亡者数は上昇傾向にあり、年間の死亡者数は年間3万人を超えるとされています。
また、消化器系のがんのなかでも痛みなどの自覚症状が少なく、早期発見が難しい上に、進行が早く、重症化してしまうケースが多いとされています。
そのことから、がんの中でも対処が難しい「最悪のがん」として知られています。
・タバコを毎日吸う、もしくは吸っていた方
・週に5日以上お酒を飲む方
・高血糖の持病がある方
・肥満(肥満気味)の方
・血縁家族に膵臓がんになった方がいる方
上記の方には、Prodrome-PAC検査をお勧めします。
また、膵臓がん発症の危険性を増加させるリスク因子として糖尿病・喫煙・アルコール・肥満があげられます。
膵臓がん患者の既往歴をみると、糖尿病が25%以上と最も頻度が高くなっており、喫煙は膵臓がんの発症危険度を2~3倍に増加させると報告されています。
1日3杯以上(日本酒1.7合相当)アルコールを摂取する方や、BMIが25以上ある肥満の方も膵臓がんのリスクが高まると報告されています。
膵臓がんは非常に進行が早く、自覚症状も少ないことで知られています。
Prodrome-PAC検査は採血のみの簡単な検査ですので、ご興味のある方は是非早期発見のきっかけとしてご利用されてください。
膵がんのリスク検査 Prodrome-PAC(プロドローム・ピーエーシー)とは。
2020.05.30更新
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