人間ドックでの肺機能検査は何を調べてますか。
2015.05.25更新
肺機能検査では、努力性肺活量と1 秒率を調べます。予測肺活量は、男女別に、年齢と身長から計算して出します。努力性肺活量は、一般的に、肺活量のことで、最大に息を吸ってからはくまでの量( v o l u m e ) のことです。% 肺活量は、働かせることができる実際の肺の容量のことで、実際に測定した肺活量を予測した肺活量で割って計算します。% 肺活量が、8 0 % 以下の場合は、肺炎などの呼吸器の病気、呼吸に必要な筋肉に行く神経を障害する病気などが考えられます。1 秒量は、肺機能検査で、息をはき始めて最初の1 秒間にはく量のことです。1 秒率は、実際に測定した1 秒量を予測した1 秒量で割って計算します。1 秒率が7 0 % 以下の場合は、気管支喘息、従来の肺気腫を含む慢性閉塞性肺疾患が考えられ、最近は、喫煙による影響が注目されています。
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