脳梗塞や心筋梗塞のリスクを調べる血液検査はありますか?
2018.02.02更新
日本人の死因の1位はガンですが、動脈硬化が原因とされる脳血管疾患、心疾患の合計数は同水準にあります。またその患者数自体は増加傾向にあります。この悪病の動脈硬化の原因は、LDLコレステロール(悪玉)ですが、その中でもさびついた酸化変性したLDLコレステロールが‘最大の悪玉’です。この酸化変性LDLコレステロール(以下LAB)が、血管にあるLOX-1に捕まると、血管に炎症が生じます。これが動脈硬化の始まりです。LOX-indexとは、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを調べる血液検査で、LABとLOX-1を掛け算した値です。このLOX-indexと疾患のリスクの関係は低値群と高値群では、脳梗塞の発症率が3倍、心筋梗塞の発症のリスクが2倍高いと言われています。
投稿者: