視・触診は、医師が乳房を触診することにより、皮膚の状態、乳房に大きなしこりがないか調べます。ただし、診断の精度は、限られますので、超音波検査ないしマンモグラフィーをお受けになることをお勧めします。
また、乳房の自己検査が勧められています。生理が終わる直後の頃に、仰向けに寝て、乳首付近から、徐々に大きな円を描くように、
反対側の手で触ります。最初は、わかりにくいかもしれませんが、毎月行っていくと、いつもと違う変化に気が付くことがあります。
乳がんは、3 0 歳から5 0 歳代の日本人女性で、胃がんに次いで多くみられるがんです。乳房超音波検査は、触診、自己検査ではわかりにくい小さな乳がんを診断することができます。また比較的若い方に多い、高濃度乳腺の方はマンモグラフィーでは診断が困難な場合も有効とされています。この他、乳腺症、乳腺のうほう、乳腺線維線種など良性の変化を診断することができます。また被ばくもありません。マンモグラフィーは、レントゲンで乳房の微細な構造を調べます。この検査では、乳がんのしこりだけではなく、石灰化など乳がんの初期の変化をみつけることができます。欧米では、マンモグラフィーが、5 0 歳以上の女性で、乳がんによる死亡率を約2 5 から3 0 %減少させたと報告されています。
人間ドックにおける乳房検査
2018.04.02更新
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